いつものサイトなのになぜかカード決済できない
先日、よく買い物をするネットショップで商品を選び、いつものように送り先の住所と名前、カード情報を確認して「注文確定」のボタンを押したところ、
「認証に失敗しました。もう一度決済をやり直してください」
という、思いがけないメッセージが表示されました。
え?おかしいなと思いながらも、カード番号や氏名など間違いがないか何度も確認し、入力し直しても同じメッセージが冷たく表示されるだけでした。
もしかして今使っているブラウザが対応していないのかも?と別のブラウザにしても、さらにパソコンからスマホに変えてもだめで、どうやっても注文への最後のステップをクリアできません。
ようやくカード会社に問合せ
5-6分の格闘のあと、ようやく私に落ち度はない!と確信して、クレジットカードの裏面の電話番号に問い合わせをしました。
すると、
3Dセキュアの「カード不正利用検知システム」が、最近の私のネットでの購買行動から、「なりすまし犯によるカードの不正利用」と判断して、WEB上でのカード決済をストップしてしまったということがわかりました。
電話口での本人確認の後、ロックを解除してもらい、めでたく注文確定できましたがなんとも複雑な気持ちでした。
なりすまし犯によるカードの不正利用
「なりすまし犯」と思われるような購買行動?
思い当たるとすれば、ここ1週間、利用したことのないネットショップ2-3店で買い物をしたくらいです。
そんなことで?
しかし、「カード不正利用検知システム(AI)」が誤認するほど過敏に働くというのは、それだけ他人のカード情報を盗んで、本人に成りすましクレジットカード決済してしまう犯罪が多いのだということになります。
そう思うと「なぜ自分が犯人と間違わないとだめなの!?」とか、「AIはまだまだ学習が足りない!」など、モヤモヤした思いから、急に怖くなってしまいました。
あなたのクレジットカード大丈夫ですか?
そういえば2021年7月発行のDMの最後のページ「ほんの木ミニミニニュース」に、ほんの木の通販サイト「自然なくらし」でもあった不審なカード利用のことが書かれていました。
カード犯罪は身近なところで起こっています。日ごろから、被害にあわないよう、身に覚えのないカード利用がないかもっと気を付けておかなければとあららためて思わされた騒動でした。
また、もし入力内容に間違いがないのに「認証に失敗しました。もう一度決済をやり直してください」といったメッセージが現れたら、クレジットカードの裏面に書かれている電話番号にお問い合わせをしてください。