シュタイナーに学ぶ通信講座3期3号
ルドルフ・シュタイナーの言う『悪』の根源とは・・・「精神の進化」を遂げるために「エゴイズムを克服すること」を考える
より良く自由な子育てをしたい方、自分の在り方を見直して新しい生き方を見つけたい方、教育環境や社会を自らの手でより良くしていきたい方。社会で起こる様々な出来事を、シュタイナー世界観と人間観をもとに考える本。
- 内容
- ルドルフ・シュタイナーは問いかけます。
わたしたちの内の何が他者への関心を失わせるのか?
わたしたちの内の何が、他者の欠点を指摘し、他者を自分に従わせようとするのか?と。
わたしたちに他者への関心を持たせない、わたしたちの内にあるもの・・・それは「エゴイズム」です。
他者を従わせようとさせるわたしたちの内にあるもの・・・それも「エゴイズム」です。
わたしたちが「精神の進化」を遂げるために今、もっとも緊急の課題としなければならないことが「エゴイズムを克服
すること」です。
様々な苦悩や苦痛を通してわたしたちは気が付き、考え、「エゴイズム」を克服しようとするのです。
●人生を意味深いものにするためのエクスサイズ
十代を振り返ってのエクスサイズ。「理想の社会を描くこと」が少なくなった今日、あなたはその理想の灯を燃やし
続けていますか?
目次
皆さま、おげんきですか?
今月のトピックス アフガニスタンで何が起こっているのか?
「わたしたちは学ばなければなりません」
より良い社会をつくるために
「エゴイズムを克服する」
シュタイナー思想を生きる「わたしが出会った人」③
精神が輝く、真のオイリュトミスト/ヘルガ・マイケルズさん
人生を意味深いものにするためのエクスサイズ
「理想を探しつづけた十代のわたし」
ご一緒に考えましょうQ&A
「ひびきの村」だより「ひびきの村」の季節の行事
「ひびきの村」からのお知らせ
「心の教室」第三期③
編集者だより
著者について
大村 祐子(おおむら ゆうこ)
1945年北京生まれ。東京で育つ。
1987年、カリフォルニア州サクラメントのルドルフ・シュタイナー・カレッジ教員養成、ゲーテの自然科学・芸術コースで学ぶ。
1990年から1992年までサクラメントのシュタイナー学校で教える。1991年から日本人のための「自然と芸術コース」を
カレッジで開始。
2013年より教え子らと共に、北海道伊達市でルドルフ・シュタイナーの思想を実践する日本で初めての共同体
「ひびきの村」をスタートさせる。
「ひびきの村」代表。
ISBN
978-4-938568-95-5
出版年月日
2002年1月10日
判型・ページ数
A5・152ページ