シュタイナーに学ぶ通信講座3期1号
人智学から考察する、他者との関係、社会をより良くすることとは・・・
わたしたち自身がより良い存在となるために
より良く自由な子育てをしたい方、自分の在り方を見直して新しい生き方を見つけたい方、教育環境や社会を自らの手でより良くしていきたい方。社会で起こる様々な出来事を、シュタイナー世界観と人間観をもとに考える本。
- 内容
- 第三期はより良い社会をつくるために
「社会が悪い」「社会の在り方が健全ではない」「社会が変わらなければ問題は解決しない」と考えがちです。
その時わたしが「社会」と呼ぶものは、わたしを除いたすべての人が属しているもの、わたしを含まない全ての人が
創っているものなのです。
しかし、「社会」とはわたしを含めたこの地球上に暮らすすべての人が属し、作っているものなのです。
「社会」はわたしたち一人ひとりの在り方そのものであり、わたしたち一人ひとりの姿そのものです。
だとしたら「より良い社会」を創るためには、わたしたち一人ひとりが「より良い存在」になることしかありません。
わたしたち自身が「理想の在り方」を目指して変わるにはどうしたらよいかを考えます。
●人生を意味深いものにするためのエクスサイズとして
「シュタイナーによる、人生の七年周期」の誌上ワークショップ!いよいよスタート。
目次
皆さま、おげんきですか?
今月のトピックス
「わたしたちは何によって決めるのか?」
より良い社会をつくるために
「わたしたち自身がより良い存在となる」
シュタイナー思想を生きる「わたしが出会った人」①
パトリック・ウェークフォード・エヴンス氏
人生を意味深いものにするためのエクスサイズ
「わたしは誰?・・・わたしが生まれた時」
ご一緒に考えましょうQ&A
初夏の「ひびきの村」から
「心の教室」第三期
編集室だより
著者について
大村 祐子(おおむら ゆうこ)
1945年北京生まれ。東京で育つ。
1987年、カリフォルニア州サクラメントのルドルフ・シュタイナー・カレッジ教員養成、ゲーテの自然科学・芸術コースで学ぶ。
1990年から1992年までサクラメントのシュタイナー学校で教える。1991年から日本人のための「自然と芸術コース」を
カレッジで開始。
2013年より教え子らと共に、北海道伊達市でルドルフ・シュタイナーの思想を実践する日本で初めての共同体
「ひびきの村」をスタートさせる。
「ひびきの村」代表。
ISBN
978-4-938568-90-0
出版年月日
2001年9月1日
判型・ページ数
A5・144ページ