シュタイナーに学ぶ通信講座2期3号
どんな人の内にも「悪」はある。それを認めた時、「自由への旅」は始まります。「わたしたちの内にある課題「悪」について考えます。
子どもを持つ「親」の在り方を見つめ直し、自らが変わることによって、子育て、教育を考えます。子どもを導く「親」として、過去の自分の姿を振り返り、より豊かな未来を描くエクササイズを通して人生の7年周期などをテーマに考えます。
- 内容
- わたしたちがこの豊かな物質文明の中で「精神の進化」を遂げるためにどんな生き方をしたらよいか・・・
ルドルフ・シュタイナー」は「7つの悪」に向き合い、それを克服することで可能になると示しました。
それぞれの「悪」について考え、その「悪」はわたしたちの内にもあるということを認め、それから目をそらさず、
しっかり見つめて生きてゆかなければなりません。
世の中で行われている「悪」を、他人事だと思ってわたしが無関心でいる時こそ、「悪」ははびこります。
「悪」はわたしたちが暗い意識で生きている隙をねらって力を振るいます。
「悪」は、わたしが目をそらす時、そこに生まれるのです。
●シュタイナーによる人生の77年周期は「精神的な生き方へ向かっていく」35歳から42歳まで
●治癒教育は「方向」と「動き」を一致させる練習について
●わたし自身を知るためのエクスサイズは「感情」のあり方を知る。
「感情」をわたしの意思で決めた方法で表現する。世界が、宇宙が感じる「真の感情」を感じるようになるためのエクスサイズをご紹介します。地球上のすべての人が調和の内に生きられるように。
目次
大村祐子さんからのメッセージ 「皆さま、お元気ですか?」
今月のトピックス
現代に生きるわたしたちの七つの課題 (2)
子どもの成長段階(Ⅲ) 7歳から9歳まで
「世界を愛する」
シュタイナーによる人生の7年周期 (3) 35歳から42歳まで
「精神的な生き方へ向かって」
治癒教育とは
方向と目標を定めることはむずかしい?
わたし自身を知るための6つのエクスサイズ (3)
「感情」のありかたを知る
ペタゴジカル・ストーリー
「きょうだい喧嘩はやめましょうね」
ホーム・ケア
「熱がでたとき、どうしましょう?」
Q&A
読者のお便り
編集室だより
ひびきの村通信
著者について
大村 祐子(おおむら ゆうこ)
1945年北京生まれ。東京で育つ。
1987年、カリフォルニア州サクラメントのルドルフ・シュタイナー・カレッジ教員養成、ゲーテの自然科学・芸術コースで学ぶ。
1990年から1992年までサクラメントのシュタイナー学校で教える。1991年から日本人のための「自然と芸術コース」を
カレッジで開始。
2013年より教え子らと共に、北海道伊達市でルドルフ・シュタイナーの思想を実践する日本で初めての共同体
「ひびきの村」をスタートさせる。
「ひびきの村」代表。
ISBN
978-4-938568-81-8
出版年月日
2000年10月15日
判型・ページ数
A5・120ページ