シュタイナーに学ぶ通信講座1期4号
シュタイナーの示した、人間の持つ「4つの気質」を理解することが、子どもを理解するために、大きな力となります
子どもを理解するために大切な「四つの気質」。人と共に生きる力を養う平衡感覚。子どもをよく見るためのエクササイズ「植物の観察」など、話題満載号。
- 内容
- 子どもを理解するために大きな力になると、ルドルフ・シュタイナーが示した、人間の持つ「四つの気質」について
学びます。
「多血質」「胆汁質」「粘液質」「憂鬱質」
生まれ持った気質によって、子どもたちができること、得意なこと、不得意なこと。それを理解して、できないことを
責めたり、批判したり、無理強いすることなく、、一人ひとりの子どもに必要なことをする大切さを学びます。
次にすることは自分の気質を知ること。
子どもを理解できない時、子どもとの関係がぎくしゃくした時、問題にぶつかった時、ただやみくもに自分を責めたり、
子どもを遠ざけるのではなく気質の違いによるものだと認識しましょう。
その上で、シュタイナーが示しているふさわしい関わり方を実践していきましょう。
●シュタイナーの十二感覚論からは、人と共に生きるための力を養う「平衡感覚」を学びます。
目次
巻頭の言葉 西暦2000年を前にクリスマスを迎える今・・・
「歴史を変える生き方を選ぶ」
今月のトピックス
「シュタイナーいずみの学校・全日制の出発」
スティーブン・ハウツ氏によるメインレッスン 2
今月のテーマ
「ルドルフ・シュタイナーの自然観」
今、私たちの課題は? 子どもを理解するために大切な「四つの気質」
シュタイナーの十二感覚論
人と共に生きるための力を養う「平衡感覚」
ペタゴジカル・ストーリー「お話の持つ力」
お話の作り方 2
子どもをよく見るためのエクスサイズ
植物の観察「法則を見つける 2」
フォーム・ドローイング
シンメトリーの世界「この向こう側はなあに?」
Q&A
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ひびきの村通信
著者について
大村 祐子(おおむら ゆうこ)
1945年北京生まれ。東京で育つ。
1987年、カリフォルニア州サクラメントのルドルフ・シュタイナー・カレッジ教員養成、ゲーテの自然科学・芸術コースで学ぶ。
1990年から1992年までサクラメントのシュタイナー学校で教える。1991年から日本人のための「自然と芸術コース」を
カレッジで開始。
2013年より教え子らと共に、北海道伊達市でルドルフ・シュタイナーの思想を実践する日本で初めての共同体
「ひびきの村」をスタートさせる。
「ひびきの村」代表。
ISBN
978-4-938568-74-0
出版年月日
1999年12月1日
判型・ページ数
A5・104ページ