子ども未来とお母さんシリーズ
北海道の大地で深く自己と向き合うシュタイナー教育者が綴る、珠玉のフォトエッセイ集
「ひびきの村」の全生活と静かに流れる時間。北の大地のあざやかな四季と、空、雲、山々。「ああ、もう一度生まれ変わりたい」 理想の共同体を目指す仲間たちをの13年間お日々を心を揺さぶる清冽なエッセイで語りかける。
- 内容
- 人と自然がやさしく共生する、理想の共同体を目指して、北海道伊達市郊外にあるシュタイナー思想を生きる
「ひびきの村」は今年13年めを迎えた。
天使の住んでいる、その村で四季折々の生活を、感動と共に綴った清冽な37編のエッセイ。
シュタイナー思想の深い想いが、「ひびきの村」の生活を描いたエッセイと写真に溶け合って、心に伝わってくる一冊。
目次
旅立ち…別れ
出会いの不思議
「ひびきの村」をつくろう
「ひびきの村」で暮らす人びと
彼らが去ったあと
なんでもできて、なんでもない人
一本の木を植える
ラヴェンダーを摘みにいらっしゃいませんか
ラファエル・スクールの始まり
天使が運んでくれた手紙
シュタイナーの声
ものごとの半分だけ
地球に注ぐ光-月によせて
未来に示される意味
子どもを愛すること
親たちの時代
わたしとは異なるわが子
胡蝶蘭、十五の蕾
生命のいとなみを見守って
歓びは生きる力
自由に生きたい-ほんとうの自分
マザーテレサに尋ねてみたいこと
与えられるもの、与えられないもの
人生を変える力
すてきなおまじない
普通に生きる
天意のままに生きたい
長い道のりを歩いて
老いの知らせ
別れを惜しむ心
悲しむ心をからっぽにする
歓びを探す遊び
心の声のひびきままに
「ひびきの村」の使命
心の声のひびきがままに生きる
夕暮れの匂い
空がこんなに美しいなら
著者について
大村 祐子(おおむら ゆうこ)
1945年北京生まれ。東京で育つ。
1987年、カリフォルニア州サクラメントのルドルフ・シュタイナー・カレッジ教員養成、ゲーテの自然科学・芸術コースで学ぶ。
1990年から1992年までサクラメントのシュタイナー学校で教える。1991年から日本人のための「自然と芸術コース」を
カレッジで開始。
1996年より教え子らと共に、北海道伊達市でルドルフ・シュタイナーの思想を実践する日本で初めての共同体
「ひびきの村」をスタートさせる。
「ひびきの村」代表。
ISBN
978-4-7752-0069-8
出版年月日
2009年4月27日
判型・ページ数
A5・176ページ