子どもたちの幸せな未来2期2号
人類が長い間語りついてきた昔話には人間の英知と真実が込められています。何度も味わうことで子どもの心は育てられます。
絵や写真のないお話だけを聞くことで、子どもは一生懸命に想像力を働かせ、自分の心に絵を描くようになります。昔の人のようにお話を語り聞かせるのは、ただ真似をしているのではなく、その知恵に新たな光を当て、その意味を明らかにすることなのです。
- 内容
- ●シュタイナー幼稚園では絵や写真のないお話を毎日聞くことで子どもは一生懸命に想像力を働かせ、自分の心に
絵を描くようになります。
●大人が面白いと思った絵本、感動した絵本が子どもが面白いと思うとは限りません。
自分のための絵本と、子どものための絵本は違うはず・・・。絵本を見ている子どもの顔を見て絵本を選びましょう。
●うちの子はお話や絵本に興味がなくて・・・というお母さんのために、子どもが興味を持つ読み聞かせ方を伺います。
●東京の下町にあるシュタイナー建築による幼稚園がある。
この幼稚園で大切にしている「自然の中の暮らし」と「からだそだて」そして「体内からの子育て」について、
園長先生に伺います。
●シュタイナーの治癒教育からは自閉症と言う「文化」の理解について
目次
【連載②】 季節の物語 「金の糸、銀の糸」
お話が育てるこころと想像力
「おはなし」を楽しもう!
大人のための絵本、こどもの好きな絵本 「絵本」は誰のために・・・・・?
子どもが興味をもつ読み聞かせ方
地域で子どもの成長を見守るために ブックスタートの試み
<リレーエッセイ> 母親の幸せ探し 育児サークルからNPO、そしてスローな起業へ
アメリカのシュタイナー幼稚園に娘を入園させて
【連載②】はせくらさんちの沖縄暮らしエッセイ 美ら海に抱かれて
【子育てインタビュー】 自然から学ぶからだそだて、〝胎内からの子育て″
【連載マンガ②】 子育てほっとサロン
【連載】 大村祐子さんのシュタイナー教育相談室Q&A
【連載】 初めて学ぶシュタイナーの治癒教育 第8回
自閉症という「文化」の理解 自閉症の人はしゃべらない? 愛情が足りないのが原因?
子どもの健康と食〈料理編〉 これだけ知れば鍋は満点!
台所は食の学校「旬の野菜の雑学ノート」
子育て本、ひろい読み
読者と編集部がつくる「こころの広場」
次号のお知らせ
著者について
大村 祐子(「ミカエル・カレッジ」代表)
高橋 弘子(那須みふじ幼稚園園長)
としくら えみ(シュタイナー教育・絵画教師)
赤木 かん子
こが みほ(フリーナレーター)
内田 淳子(NPO自然育児友の会会報編集長)
須磨 柚水
はせくら みゆき (画家・エッセイスト)
浅井 昭代(東京都・東江幼稚園園長)
藤村 亜紀 (「出会いと生きがい創りの場 陽だまりサロン」主宰)
山下 直樹(治癒教育家)
安部 利恵(栄養士)
ISBN
出版年月日
2003年12月20日
判型・ページ数
B5・64ページ