「いじめられっ子」だった著者の「小さな奇跡の作り方」
旅行会社を辞め、赤字鉄道再建のために公募で山形鉄道の社長へ。
観光ビジネスと集客のプロが旅行会社を辞め、その経営手腕を今度は赤字鉄道再建のために役立てようと決意!89人の公募の中から選ばれた男の感動面白半生記。
- 内容
- いじめられっ子だった、鉄道マニアの著者。
廃線になりかけている赤字ローカル線の社長となり、鉄道に恩返しをしよう、社会貢献をしようと決意。
旅行会社のサラリーマンを辞め、89人の公募の中から選ばれた著者の夢のような不思議で笑える感動面白の半生記。
ローカル鉄道がもう一度活気を取り戻すために、観光ビジネス、集客作戦、地域再生、まちづくり、物の売り方、見せ方、
売れるチラシの作り方、アイデアの発想法、売り上げアップに奮闘します。この本にはそんな「野村マジック」が
たくさんつまっています。
著者の人間味がよくわかり、読み進めるうちにフラワー長井線を応援したくなってきます。夢をかなえたい人、何をやっても
うまくいかない人、悩む前に読んでみてください!
元気がわいてきます。
目次
まえがき
第1章 山形鉄道「フラワー長井線」の『社長公募』にチャレンジ
第2章 私、サラリーマン時代から、新聞、テレビに100回以上紹介されてました!
第3章 実は私、「いじめられっ子&駄目サラリーマン」でした
第4章 駄目野村流「逆発想集客術」で年商20億円達成!
第5章 山形鉄道「フラワー長井線」との出会い
第6章 そうだ!フラワー長井線を『ローカル鉄道のディズニーランド』みたいにしちゃおう
第7章 駄目サラリーマンで口ベタな私に講演依頼が殺到!
第8章 お父さん 会社辞めないで!
第9章 「終着駅は始発駅」サラリーマン人生から公募社長へ新たなスタート!
最終章 山形鉄道未来への提言「フラワー長井線は地域の宝」
あとがき
謝辞
お祝いの言葉
「移動美術館」を実施した場所
駄目人間 野村浩志年表
著者について
野村 浩志(のむら ひろし)
1968年2月21日 埼玉県越谷市に生まれる。駒沢大学文学部地理学科卒業。
4歳の頃より鉄道のイラストを描き続けている。小学校から大学在学中までに日本全国の鉄道のほとんどを乗り歩く。
大学卒業後、㈱読売旅行に入社。
2001年、函館朝市で知り合った人物の紹介で函館市内を走る路面電車内で絵画展を開催。
以後全国各地を走るローカル鉄道の社内、駅舎、銀行のロビー、公共施設など38都道府県で絵画展を実施。
また、休日を利用し軽ワゴン車をワーゲンバス風に改造した「移動美術館」の館長として活動中。
親子孫3世代が楽しめる展示物として、イベントの主催者の方々から高い評価を得ている。
これらのイベントで知り合った特にフラワー長井線沿線の方々とのネットワークが広がり、フラワー長井線との関りが
強まる中で、開業以来20年間赤字を続けている山形鉄道の黒字化のために汗をかく事を決意。
その後、フラワー長井線(山形鉄道株式会社)の社長公募に応募し、2009年4月1日、社長に就任。
ライフワークは鉄道を中心とした「街と鉄道を観光でつなぐ」活動。
ISBN
978-4-7752-0071-1
出版年月日
2009年10月1日
判型・ページ数
四六版・272ページ