#02 免疫力アップの鍵は腸にあり!

ポッドキャスト番組「健康やり直し倶楽部」の第2回では、健康雑誌「ナチュラル&オルタナティブ ヘルスブック」(ナチュラル・オルタ)の第2号を基に、「胃腸が決める健康力」というテーマについて、司会者の川村氏と編集長の高橋氏が議論します。読者からのお便りを紹介しつつ、第2号の内容を詳しく解説。「胃腸と健康」、「体温との関係性」に焦点を当て、実践的なアドバイスや、各専門家の知見を紹介しながら、健康的な生活を送るためのヒントを提供します。

【出演者】
川村さん:司会
高橋さん:「ナチュラル&オルタナティブ ヘルスブック」編集長、株式会社ほんの木代表


川村さん:
はい、早速始めたいと思います。
健康やり直し倶楽部の第2回目ということで、今回も編集長の高橋さんに来ていただき、いろいろお話を伺いながら進めさせていただきます。
高橋編集長、よろしくお願いいたします。

高橋さん:
今日もよろしくお願いいたします。

読者からのお便り紹介

川村さん:
今回は、「胃腸が決める健康力」というテーマで進めていきたいと思いますが、今回もこのシリーズのポイントを伺いながら進めていきます。
その前に、前回の「なぜ病気になるのかを食べることから考える」という放送後、PDFの内容について様々なご意見をいただきました。
これらのご意見が、今回の「胃腸が決める健康力」にも反映されています。
読者の皆様から貴重なご意見をいただきましたので、まずそのご意見を2、3ご紹介したいと思います。
よろしいでしょうか。

高橋さん:
はい、よろしくお願いいたします。

川村さん:
皆様からのお便りをご紹介します。
まず、大分県のNSさんからいただいたお便りです。

大分県 N・Sさん
「世の中が豊かになったのに病人が増えているのはなぜか?」

今知りたい内容ばかりの記事で、興味深く読ませていただきました。
世の中が豊かに便利になっているようですが、病気になる人は増え続け、この状態は幸せと言えるのかは疑問です。
やはり手間をかける、丁寧に生きることを忘れてしまった結果なのではないかと自分の生活を反省しました。

川村さん:
というお便りを頂きました。
他にもたくさんいただいておりますが、私のチョイスでいくつか紹介させていただきます。

東京都 O・Tさん

登場する専門家の方々が本物で、信頼できる大切な情報源として活用できます。どの記事も全て面白く、参考になり、勉強になります。また、今回の号はカラーになりイメージが湧きやすく、とても読みやすかったです。

埼玉県 A・Fさん

素朴で誠実に真面目に作っている感じが伝わってきます。カラーで見やすく、読みやすかったです。『なぜ病気になるのか』を考える時、食べることはとても大切なことだとよく分かりました。イメージアップのために装飾されている傾向が多い雑誌や書籍と違い、素朴で真面目な作りが伝わってきます。

北海道 J・Dさん

石原裕美先生の『中が空洞になっている臓器は温度が下がりやすいのでがんになりやすい』というお言葉には目から鱗でした。何となく感覚では分かっているものの、正確に把握していないことを、医学的専門用語を使わずに明確な表現で示されると、すっと頭の中に入ってきます。

川村さん:
この他にもたくさんのお便りをいただいており、どれもとても役に立った、参考になるというご意見が多数寄せられています。
嬉しいですね、このようなお話を伺うと。

高橋さん:
そうですね。
今、4人の方のご意見を伺いましたが、一つ一つが、作っている立場からすると、当初のことを思い出させてくれます。
私も今、改めてお話を伺って、忘れていたことなども正直ありますので、そのようなことを含めて、またこの本を改めて見ていただいていること、そして活用していただいていることは大変嬉しいです。

川村さん:
私は以前この雑誌を拝見したことはなく、今回初めて読んで勉強させていただいているのですが、時代的な古さを全く感じないことがまず大きいと思います。
そして、普遍的なテーマなのだろうなと感じています。
読者の皆様からのご意見も、大きく左右に振れることなく、核心をついていて、分かりやすく、実用的に役立っているということがひしひしと伝わってきます。
一番大事な点は、難しいことをちゃんと分かりやすく表現し、それが伝わっていると感じていただけていることではないかと感じました。
そういったことは、編集の頃から意識されていたのでしょうか。

高橋さん:
はい。
編集の方針がそもそもそこにありました。
そのあたりのお話をさせていただいてもよろしいでしょうか。

編集方針について

高橋さん:
このシリーズを進めるにあたって、とにかく健康というものをどうしたら具体的に形にしていけるか、頭だけで考えるのではなく、何か行動して、一つのことだけをやるのではなく、等身大で進められればと思っていました。
確かに専門的な医学の情報は既に世の中にたくさんありますし、専門家の方もたくさんいらっしゃいます。
その中で、どのような方に話を聞き、どのようにまとめていったら良いのか、数多くある健康情報、医学情報の中から何を選択していくかという点が、最もこだわったところです。

その中で、どのような方にお話を伺っていくかという点ですが、やはりエビデンス、なぜそうなるのかということに関する正しい根拠をきちんとお伝えしたいということがまず一つありました。
もう一つは、分かりやすく伝えたいということです。
専門家の立場ではなく、生活者の目線の言葉に移し替えるという作業をどうやっていったら良いかということですね。
そのために、これからのシリーズ、全ての号に共通して言えることですが、基準を作りました。
様々な形で、例えば代替療法、自然治癒力を見ていくと、医師が主体となって行っていること、あるいは施術家という医療行為を理学療法士の方や専門的な立場で携わっている方もいらっしゃいますし、医療行為ではない健康的指導という形で携わっている方もいらっしゃいます。
当時から様々な情報、あるいは書籍が書店に行くと、そのコーナーにずらりと並んでいましたが、その中で、一応、最低限、医学的な根拠があるものを紹介していきたいと考え、まず基本的には医師であること、そして、医師の中でも、西洋医学、現代医療のみに対応している方と、東洋医学的なものを取り入れている方、漢方的なものを取り入れている方がいる中で、多様な医学を自身の医療行為として取り入れている方ということを第二の基準として選びました。
そこがこのシリーズのこだわった点です。

川村さん:
ということは、ここに登場し、様々なご意見を述べていらっしゃる先生方は、そういった幅広いご意見、経験、臨床的な知見を含めて、必ずしも西洋医学だけではなく、様々な東洋医学も取り入れた知見をお持ちの方々を選ばれたということですかね。

高橋さん:
そうですね、はい、そのとおりです。

川村さん:
なるほど。
それこそ、この編集長との対談は毎回シナリオなしのぶっつけ本番というルールでやっています。
昨今、サプリメントが色々な問題を起こしていますが。

高橋さん:
昨今というか、今、一番ホットなニュースが毎日夜のニュースで報道されていますね。

川村さん:
ああいうのを見て、どういうふうにお感じになりますか。

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