01 健康の本質を見直す「自然治癒力」と「免疫力」

ナチュラルオルタ1 「なぜ病気になるのか?」を食べることから考える 表紙

健康と心身の調和をテーマにしたポッドキャスト番組「健康やり直し倶楽部」の初回エピソードでは、健康雑誌「ナチュラル&オルタナティブ ヘルスブック」(ナチュラル・オルタ)の創刊号を基に、「自然治癒力」と「免疫力」の重要性、そして「なぜ病気になるのかを食べることから考える」という特集テーマについて、司会者の川村氏と編集長の高橋氏が深く掘り下げて語り合います。

【出演者】
川村さん:司会
高橋さん:「ナチュラル&オルタティブ ヘルスブック」編集長、株式会社ほんの木代表


川村さん:
この番組は、株式会社ほんの木の編集による雑誌「自然治癒力を高めるシリーズ ナチュラル・オルタ」の紹介番組です。
私、川村と高橋編集長のトークをお楽しみください。
このエピソードで取り上げる内容の一部をPDFにて公開しています。
それでは、番組をお楽しみください。

「健康やり直し倶楽部」放送開始

川村さん:
皆さんこんにちは。
今日から始まります「健康やり直し倶楽部」、この第1回目の放送をこれからお届けしたいと思います。
この健康やり直し倶楽部のメンバーの一人である私、川村が司会進行を務めさせていただきます。
お相手は、自然治癒力を高める新シリーズ「ナチュラル&オルタナティブ ヘルスブック」を編集された、ほんの木代表の高橋編集長です。
高橋編集長には、私の質問、あるいは愚問、あるいは難問にお答えいただきながら、話を進めていければと思います。

今回はその第1回目ということで、「なぜ病気になるのかを食べることから考える」という特集をピックアップしてお届けしたいと思います。
まずは高橋編集長をご紹介いたします。
編集長、ひと言お願いいたします。

高橋さん:
はい。
ご紹介ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

「ナチュラル・オルタ」創刊の背景

川村さん:
まずは最初の基本的な質問になりますが、この「自然治癒力を高めるシリーズ」、かつ「ナチュラル&オルタナティブ ヘルスブック」という、ある意味壮大な編集物を編集するにあたっての基本的な考え方、どのようなことをベースにされたのか、そのあたりを簡単にお聞かせいただけますでしょうか。

高橋さん:
承知いたしました。
そうですね、今お話しいただいた「自然治癒力 ナチュラル・オルタシリーズ なぜ病気になるかを食べることから考える」という本を出したのが2007年です。
今回、この企画を始めるにあたって改めて読み返してみたのですが、今読み返しても遜色のない内容だと感じています。
改めて健康に関してもう一度考えるということを皆様と一緒に考えていきたいと思い、このような機会をいただき、とても楽しみにしております。

川村さん:
これから順を追って、色々な形で、今、改めてこういうことを必要としているのかといったことも出てくると思いますが、まずは皆さん、どうしても今までの健康法、健やかな暮らし方に対して、「何が本当なのか」と、あまりにもたくさんの情報や方法論がある中で、疑心暗鬼になっているのが現状ではないかと思います。
もちろん私もそう感じています。

編集長はこの雑誌を通して、「これが本当なんだ」ということの確信を示す部分もあると思いますが、最初に、このシリーズの核となる部分、これから何度も話に出てくるであろう、注意して聞いてほしい点、見てほしい点などはございますでしょうか。

高橋さん:
この本のタイトル、あるいはサブタイトルにも出ていますが、一番注目してほしい、いつも改めて考えるときの軸になっている言葉が「自然治癒力」という言葉です。

「自然治癒力」と「免疫力」

高橋さん:
少しずつ昔を思い出しながら話しているのですが、この「自然治癒力」という言葉を本のタイトルにしようとした際、書籍というのはタイトルをつける時に商標を取ることで、同じような言葉遣いで同じような書籍を作ることを控えていただくことができます。
商標を取らない場合は、同じタイトルで別の本が出てくる可能性があるため、悩ましい点もあります。

この「自然治癒力」というタイトルの商標が取れるかどうか、そしてもう一つ、「免疫力」という言葉も大切にしたい言葉としてありました。
この2つ、「自然治癒力」と「免疫力」というタイトルが世の中でどう扱われているのかを調べたところ、「免疫力」は広く世の中に浸透している言葉であり、商標は取れないという話でした。
一方、「自然治癒力」という言葉は、当時、世の中で使われていなかったため、商標として取ることができました。
しかし、独占するような形もどうかと思い、世の中の状況を考慮してスタートしました。

川村さん:
そういった思いもあって、「治癒力」という言葉が使われているのですね。
この第1回目の特集では、最初に幕内秀夫さんの「病気にならない食事の基本」というテーマが取り上げられています。
まさしくサプリメント全盛の時代に、サプリメントから入るのではなく、食事の基本から入っているわけですが、ここにはどういった意図があったのでしょうか。

高橋さん:
そうですね。
その前にもうひと言よろしいでしょうか。
この本をシリーズとして出していくにあたり、「自然治癒力」「免疫力」を高めるアプローチとしてどのようなものがあるのかをまず整理しました。
その時、お話のあった「食」も1つのテーマで、最も大切なテーマだと思います。
他に、「運動」や「心」をテーマにしたものなど、6つのテーマを作り、その6つのテーマからスタートしたのがそもそもの出発点です。

川村さん:
大きな柱となるテーマが6つあるのですね。
その中でも特に今回、第1号に関して言うと、「食べることから考える」ということがテーマになっています。
6つのテーマの中でも、やはり「食べること」が大きなテーマの一つということでしょうか。

高橋さん:
食べるという行為は、毎日朝昼晩行うことであり、食べること、そして栄養を体に取り込むことは日常的な営みです。
その中で体が作られ、様々な生活が営まれていきます。
その基本はやはり血液だと考えます。
血液を作る大きな要素が食であり、食が私たちの身の回りの生活の中で一体どうなっているのか、ということに関してもう一度考えてみたいと思い、第1のテーマにしました。

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